医療法人彩清会清水病院グループは、71年の歴史を持ち、地元埼玉県秩父郡皆野町に根差し、地域の皆様の健康を支えてきました。療養病院の清水病院を中核に、秩父地域の皆様が住み慣れた地域で安心して暮らしていただくために、リハビリテーションセンターアトム、サービス付高齢者住宅「愛育院」、グループホーム「梅こよみ」を展開。秩父エリアの医療・介護・福祉のインフラとしての役割を担っています。

このエリアは、住民の高齢者率の高さに対し、地域医療に携わる施設はそれほど多くありません。そのため当法人に寄せられる期待は大きく、看護、理学療法、介護といった専門家が一体となって利用者様をサポートする独自の体制を構築しています。

終末期患者の約7割は在宅での看取りを希望しています。しかし、実際に自宅でのお看取りができているのは、その内の2割という現状です。私たちはその現状を変え、少しでも多くの方に在宅医療を提供したいと考えています。そして、在宅医療により救われる患者様、ご家族が多くいると確信しています。患者様を待つだけの病院でなく『外に出て、必要な治療を行う』、そんなニーズに応じた幅広い医療の在り方を実現することで、より多くの患者様の力になりたいと考えています。

■ チームで医療と介護の一体化を目指しています

在宅医療の推進には、各分野のエキスパートの協力が必要不可欠です。それぞれの専門性を発揮し、患者さんや家族に安心を届けることは、本当に大変で、でもやりがいのある仕事です。だからこそ感動的で、ご家族からも非常に感謝されます。

■ 清水病院の環境

• 60床の入院病棟で、稼働率92％
• 外来患者は一日10名程度、午前中のみ対応
• 基本的には入院患者の対応が大半
• 非常勤の薬剤師が6名在籍しシフト制で勤務

社会的に高齢化が高まり、今後さらに医療と介護の連携が必要とされている中で、当院は医療と介護の一体的なサービス提供に向け、在宅医療に本格的に取り組んでいきたいと考えています。

訪問看護を含め、より患者さんに寄り添った医療の実現に向け、その中心として薬剤指導をお任せする方を必要としています。門前薬局の薬剤業務とは異なり、患者さんひとりひとりと向き合う時間が長く、密なコミュニケーションをとるため、患者さんの状況や感情がダイレクトに伝わる仕事です。それ故に、患者さんやご家族からも非常に感謝され、大きなやりがいを感じていただけるのではないでしょうか。